自己破産とは,債務者が多額の借金などにより経済的に破綻してしまった時に,裁判所にこれ以上は支払不能と認めて貰った上で,借金について,免責してもらう裁判上の手続きです。 資格制限があります
破産をすると, 旅行業者,宅地建物取引業者,生命保険の募集人,警備員等の一定の職業に就くことが法律で禁じられています。もっとも,それは,免責手続きまでの間であり免責が確定すれば復帰出来ます。そこで,破産管財人が選任されないような通常の破産手続きの中では,資格制限が生じるのは,実質的には数ヶ月程度です。 マイホームは手放す必要があります 自己破産をすると,財産が換金されますので,当然,自宅を手放す必要があります。自宅を残すためには破産手続きではなく,個人債務者再生手続きを選択する必要があります。詳細は,個人再生手続きのページをご覧下さい。 自己破産の場合には,マイホームは競売になるか,自分で売却することになります。もっとも,破産手続きに入ると,すぐに自宅を出て行かなければならないわけではなく,通常は半年程度の余裕があります。 -------------------------------------------------------------------------------------
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